尾形真理子さんの新小説「隣人の愛を知れ」表紙や扉、各章のタイトルなど、アートディレクションとデザインさせていただきました。

Apple Booksで上・中・下巻が配信中。


「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う」から7年ぶりの新作。
主人公は6人の女性。上・中・下巻と続きます。


内容をご紹介したいのですが、、、
兎にも角にも、すごい小説。
是非電子書籍でも、書店でもお手に取ってみてください。
書店の表紙はまた違ったデザイン。

丸山もも子さんがイラストを描きおろしてくださいました。
活字は嘉瑞工房高岡先生。

ありがとうございました。


Art Direction & Design: 松崎賢
Illustration: 丸山もも子(HAKUHODO CREATIVE VOX)
Letterpress Typesetting: 高岡昌生(THE KAZUI PRESS

「だしプレッソ」のパッケージデザインが、
Topawards Asia2020を受賞しました。

https://www.topawardsasia.com/winners/dashi-presso

「だしプレッソ」は、その名の通り、鰹節と昆布それぞれの素材からエスプレッソのように高圧抽出した、調味されていないそのままの“濃い出汁”です。パックから注ぐだけの手軽さと、出汁をひいたばかりのような本格的な味わいが魅力の商品。その画期的な商品特性を直感的に感じていただくため、これまでの出汁商品にはあまり見られない軽やかな佇まいで、キッチンに置いておきたくなるパッケージを設計しました。日本だけでなく海外のキッチンでも「だしプレッソ」が胸を張れる日本語のロゴタイプを、そしてグリッドの区切りを用い「やいづ善八」ブランドロゴが醸し出す伝統的なテイストとの共存も図っています。波のようなグラフィックは静岡県焼津の海の恵みを、透明感のあるカラーは無添加の澄んだ出汁を感じていただくことを目指したもの。パッケージ側面を包み込むナチュラルなグラデーションは、だしプレッソを味わった時の脳内に広がる感動を可視化したもの。また、これまでにない製法や使い方の商品であることもあり、パッケージそのものをコミュニケーションツールとしてとらえ、商品特性を効率的に伝えられるよう工夫していることもデザインのポイントです。

photo: topawardsasia

このアワードは通常の応募制ではなく、招待制のみという新しいアワードです。アジア各国のユニークなパッケージデザインをノミネート作品とし、アジア各国の著名なクリエイターが審査するという独自の審査プロセス。審査委員のTORAFUの鈴野浩一さん、canariaの徳田祐司さんそして、河野未彩さんによって選出していただいたそうです。

お店などで見かけましたらこの「だしプレッソ」、是非お試しください。きっとご満足いただける美味しい本格お出汁です。

AD&D 松崎賢
D 佐野瞳、浅野翔太
PL Crown Clown
CL マルハチ村松

夏にも冬にも。
持ってるだけで気分が上がるLetraのバッグ。

Letraにたずさわらせていただき、3年目のシーズンです。
新型コロナウィルスの猛威により、外出自粛の社会。たまの外出にはLetraのメルカドバッグといかがでしょうか。

2020年のルックブックはこのメルカドバッグのポジションのアップグレードに挑戦。

美術品のように、大切に大切に作り込み、撮影させていただきました。

フォトグラファーは水島大介さん。

スタイリストの串尾広枝さんとの3人で、アイディアを出し合いながらのお打ち合わせは、とても楽しく刺激的で時間が経つのを忘れてしまい、1日5時間以上を数日。

大切に大切にと丁寧に時間をかけて生まれた、ルックブックです。

AD/D: 松崎賢
P: 水島大介さん
St: 串尾広枝さん
H&M: オオイケユキさん
Pr: 本城理、野辺存宙(TWOPLATOON)
Model: NATHALIE(Free Wave)
print: アートファクトリー
cl: ソラオブトウキョウ



「2&3」はグループ3社のシンボルです。
「2」はTWOPLATOON、
「&」はJAIANTO、
「3」はTHREE。
わたしたちの INTRODUCTION CARDを作成いたしました。

“2 & 3” is the symbol of the three group companies.
“2″ is TWOPLATOON,
“&” is JAIANTO,
and “3″ is THREE.
It’s the company introduction card of us.

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カメラマンは近藤沙菜さん。
フリーランスになられて、一番最初の記念のお仕事に弊社社員のポートレートをお願いいたしました。
近藤さんのお人柄に魅了され、社員も柔らかい自然の表情が引き出されました。

印刷は活版。
写真のみ、シルクスクリーン。

贅沢な印刷の共演により、
独特の表情のDMとなりました。

AD/D 松崎賢
Portrait 近藤沙奈さん
印刷 アクセントインク、サンニチ印刷

 

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3月にオープンした女性のための本屋さん、日比谷コテージのオリジナル商品の企画・開発・アートディレクション・デザインをさせていただきました。

「文庫本」という廉価で身近な書籍を、Giftとしてふさわしく特別なものへと昇華させることを可能にする、ちょっといい気配を纏ったちょっといいものができました。

大切な人のために選書したGiftの先には、喜びの顔しか想像がつきにくいのですが、文庫本となると少しだけ話は変わってきます。それは文庫本という存在の特徴であり同時に弱点でもあると思うのですが、もしもそこに体裁が整い気品さえ纏うことができるのならば、これまた話が変わるのでしょう。

文庫本というものが身近なものだからこそ、贈り相手のその後の生活にすっとなじむ。相手を想ったこの贈り物は、心から喜ばれるGiftになり得るのだと思います。

https://www.hmv.co.jp/news/article/1811270008/

ちょっといいもの#001
「BUNKO TOTE」18.BUNKOTOTE_07_web文庫本と一緒にお出かけを。文庫本が縦にすっぽりと入るサイズのトートバッグ。溢れかえるような荷物の多い日でも、その中で文庫本のシェルターとしても活躍する、文庫本にとってもおそらく初めての特別なトートバッグ。制作はものづくりへの感覚やその作品に心から尊敬をするraregemさんにお願いをしました。18.BUNKOTOTE_01_web 18.BUNKOTOTE_04_web 18.BUNKOTOTE_05_web 18.BUNKOTOTE_06_web 18.BUNKOTOTE_08_web 18.BUNKOTOTE_09_web 18.BUNKOTOTE_10_web

ちょっといいもの#002
「BUNKO END」18.BUNKOEND_01_web文庫本サイズの本立て。やさしい木肌の針葉樹材を、文庫本の形に仕上げたブックエンド。マグネットで底板に固定するので、自由なレイアウトが可能。
18.BUNKOEND_02_web 18.BUNKOEND_03_web 18.BUNKOEND_04_web 18.BUNKOEND_05_web文庫本にぴったりな本棚が誕生する感動を。こちらも制作はraregemさんです。

ちょっといいもの#003
「BUNKO BAND」18.BUNKOBAND_01_web文庫本のプレゼントにぴったりの、帯の形状をしたメッセージカード。
特別なプレゼントには、特別なメッセージカードで。
緑の帯は日比谷コテージのイメージカラー。そして少しだけ豪華に銀の箔で仕上げました。18.BUNKOBAND_02_web 18.BUNKOBAND_03_web 18.BUNKOBAND_04_web 18.BUNKOBAND_05_web

期間:2018年11月30日(金)~2018年12月25日(火)
場所:HMV&BOOKS 日比谷コテージ(日比谷シャンテ3F)
これらの商品が本日から日比谷コテージさんに並びます。

同時に、今回もメインビジュアルの絵画を描き下ろしてくださったトイヒロユキさんのプチ展示「トイシキ」が店頭で催されます。トイさんの絵画を生で鑑賞できる絶好の機会です。是非足を運んでみて下さい。

松崎

CD/C: 林智徳
AD/D: 松崎賢、久保有輝
PR: 本城理
BUNKO TOTE: 西條亜紀(raregem
BUNKO END: 西條賢(raregem
Art: トイヒロユキ
Image Photo: 潮田雄也(raregem)、松崎賢
Print: サンニチ印刷近代プロセス

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2018年に引き続き、LOOKの企画、アートディレクション、デザインをさせていただきました。

白い世界におけるLetraという存在、そして色や柄が溢れる世界におけるLetraという存在を対比的に描きました。そして、一年間実際に私がこのメルカドバッグを使用してみて、Letraの商品にはワクワクと気持ちが踊るような力が宿っていることを体感し、「FEELING UP WITH LETRA.」という大きな軸となる言葉がうまれました。

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Letraに触れた人がいつもの毎日よりワクワク過ごせるように。そんな想いを込めたルックブックです。表紙、裏表紙という概念をなくして、どちらからめくっても成立する世界をアイレット綴じで仕上げました。

全てを応援してくださったソラオブトウキョウさん、そして制作チーム全ての方々にこの場を借りてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。

松崎

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ART DIRECTION & DESIGN: SUGURU MATSUZAKI
DESIGN: TWOPLATOON
PHOTOGRAPHS: KOHEI YAMAMOTO
STYLING: HIROE KUSHIO
HAIR & MAKE-UP: YUKI OIKE
PRODUCER: AYA HONJO, HIROYUKI HASEGAWA, YUUKI NEZU(affect )
MODEL: JESSICA BURLEY (DONNA )
PRINT: ART FACTORY
C
LIENT: SOLA OF TOKYO

知人からの紹介で
THE TOKYOというロックバンドの
グッズを製作しました。

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THE TOKYOさんは、
クールスや、キャロルを彷彿とさせる
まさに昭和ロック!なパワフルで真正面のロックバンドです。
そんな彼らのビンテージな雰囲気を
マッチというアイテムで体現しました。

ライブハウスで配っても、煙草を吸う人にその場で使ってもらえるし、
用途がある物なので、いろんな人が持ち帰りやすいと思います。

バンド名を右から左に表記するなど、
レトロ感を意識したデザインになりました。

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他にも缶バッヂやロゴなどのデザインができ、
とても楽しい製作となりました。

ちなみに、マッチやロゴの真ん中にいる女性のキャラクターですが、
メンバーの方に「東 京子(あずま きょうこ)」と
命名していただきました。
どことなく古風で、味のある名前です。

ウメムラ

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2011年、銀座ソラリアホテルにリニューアルオープンされたレストランFurutoshiの、ロゴ・サイン計画・DM・インテリア等のアートディレクション、デザインに携わらせていただきました。

空間のデザインは世界的に活躍されているストリックランドさん。
http://www.strickland.jp/project/furutoshi/index.html

温かさとモダンさの融合された非常に心地いい空間の中、こだわりの食材を活かした新しい発想のイタリアンをいただけるそんなFurutoshiで過ごす時間は本当に贅沢。

11.Furutoshi_撮影セレクト_8_web11.Furutoshi_撮影セレクト_11_webオープン告知のDMは、「i」のドットにエンボスを施し、裏面に地図をデザイン。膨らんだ赤いドットがFurutoshiの位置を示します。

11.Furutoshi_撮影セレクト_9_web
活版印刷のコースターをお祝いにプレゼントさせていただきました。

11.Furutoshi_撮影セレクト_13_web11.Furutoshi_撮影セレクト_17_web11.Furutoshi_16_web11.Furutoshi_07_web11.Furutoshi_14_web

銀座にお越しの際には、是非とも一度足をお運びください。
一流のおもてなしに、きっと舌鼓を打たれることと思います。
http://www.solaria-hotels.jp/ginza/restaurant/

松崎

AD: 林智徳、松崎賢
D: 松崎旬子、村木淳之介
i: 松崎賢、村木淳之介

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15.meishi_02_web

ファッションコンサルタント、バイヤー、
セールスをフリーでやられている
武生さんの名刺をデザインさせて頂きました。
frank leder好きで弊社代表の林と意気投合し、
今では林のお洒落師匠です。
名刺デザインはfrank lederの世界観を意識してデザインしました。
というか、そのままという感じでしたので
ご本人に怒られるかもと思っていたのですが、
気さくな方で笑って承諾してくださったそうです。
下はその時の写真です。

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デザインは、ファッション業界の方の名刺なので
文字のレイアウトで遊んでみたり、見たことのない少し、
不思議なデザインをする事を心がけましたが、
最終的には武生さんのご意見もあり、
個性を残しつつもスタンダードなデザインに落ち着きました。

使用した書体はU8という書体です。
以前から気になっていたものでこの仕事にぴったりだと思い、
使用させて頂きました。おしゃれだけど、
少し気の抜けた雰囲気ももっていて、気にいっております。

名刺という、その人を語る大切なツールを
製作させていただく事は入社して3ヶ月の私にとって、
とても大きな事でした。初めての事が殆どで
悩む事も多々ありましたが、その分発見や学びがあり
楽しく製作させて頂きました。
ありがとうございました。

佐藤

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2014年に表紙と扉をデザインさせていただいた
尾形真理子さんの文庫本です。

素敵な言葉で紡がれた、繊細な恋の物語。
ぜひ、お手にとってご覧ください。

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今回使用した書体は、写研の石井細明朝体。
写真植字ならではの「太らせ」を二種類用意し、
そちらを手で一つ一つ組合わせることで
絶妙なリズムを出しております。

襟は、吉祥寺で見つけたアンティークのレース。

心の琴線を揺らすお話に、デザインもそうあるべきだと考え
今の時代では忘れてしまいがちな「心」と「手間」を盛り込み、
デジタルでは出せない暖かみと、特別な思いをデザインしました。


2015年春限定版でこのようなデザインも
店頭に並びました。
こちらはDORIAN GRAYさんで見つけたアンティークの刺繍です。

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公私ともに尊敬する尾形真理子さんの書籍に携われたこと、
心から幸せに思います。

松崎

 

AD/D/P Suguru Matsuzaki
Asistant Asako yano
Image Photo Isao Hashinoki